第63回 クリエイティブ・サロンのご案内(2020年3月7日(土))

  • 主催 学術研究団体 日本創造学会
  • 開催日 2020年3月7日(土)15:15より
  • 会場 東京海洋大学越中島キャンパス1号館114教室 (文末地図参照)
  • 住所 東京都江東区越中島2-1-6
  • 定員 36名 ※メール申込で先着受付
  • 参加費 会員/無料 非会員/1,000円 ※懇親会(希望者)は4,300円 程度の実費
  • 筆記用具をご持参下さい
  • スケジュール
    15:00     開 場
    15:15-16:30  第1部 講演会+ワーク
             田村新吾氏 (日本創造学会会長・ワンダーワークス代表)
    16:30-16:35  休憩・会場整備
    16:35-17:50  第2部 講演会
             川路崇博氏 (日本創造学会理事・久留米大学准教授)

【第1部 講演会+ワーク】混沌はチャンス ~新興商品企画法(FALO)の解説とワークショップ~

【田村新吾氏プロフィール】
日本創造学会会長、NPO北海道活性化センタータクティクス副代表理事、アジア経営戦略研究所副所長、前始末協会顧問、企業顧問数社。
早稲田大学理工学部(ロボット)出身。ソニー株式会社(設計、企画、事業部経営)。
大学講師(北海道大学、慶應義塾大学、早稲田大学、湘北短大)。
(著書(共著含む))
「実践的MOTのススメ」(慶應義塾)「急ぎの仕事は忙しい奴に頼め」(角川SSC新書)、 「二宮尊徳と創造経営」(カナリアコミュニケーションズ)「ソニー的生き方とイノベーション」(カナリアコミュニケーションズ)、 「社長のための経営ハンドブック2017年」(日経新聞)、「目的工学によるイノベーション実践手法」(翔泳社)、「実例に学ぶ創造技法」(日科技連)
(講演+ワーク概要)
前例のない全く新しい商品/サービスを市場に乗せる方法をここでは取り上げます。
カップヌードルも、ウォークマンも、最初は全く売れませんでした。お店もお客様も前例がない商品には足踏みするからです。 売れない商品は「きっかけ」が助け舟になります。きっかけにぶつかるまでは「用途開拓」と呼んで、いろいろな用途例を示したり、 興味のありそうな店や、たまり場でデモしたりあらゆる方法で仕掛け、必需客に触れることを待ちます。 きっかけは、商品に触れてくれた人、商品が置かれた場所、あるいは季節、時期などでぴったりした条件が揃った時に起きます。 苦しくても商品の「筋」が良ければ必ず、軌道に乗ることができます。軌道に乗れる筋とは、使わせている情景がイメージ出来ていること(F)。 商品コンセプト(新生活を生む魅力)をしっかり考えてあること(L)。その商品を買わざるを得ない顧客(必需客層)(A)を具体的に想定していることです。
今回は、奇想天外なアイデアを題材にして、商品コンセプトと必需客層を特定するワークをします。その上で、どのようなきっかけを作ると普及するかも討議しましょう。
さて、夢の商品が浮かんでも作れなければ何にもなりません。必ず、新しい商品開発では死の谷と呼ばれる技術的課題にぶつかります。 その場合には、課題解決する方法をたくさん考え、悩みます(課題三昧)。その結果、身体からアンテナが伸び出します(暗黙知)。 その内、まったく異次元の場面で、アンテナが反応(異物同調)し、閃きに至ります。時代が混沌としてくる場合には全く新しい生活が芽生えるチャンスになります。
以上、筆者の話は「実例から学ぶ創造技法」の第6章に載っています。この本は、みなさんの机か職場に一冊置いて、辞書を引くように役立てて頂くことを意図してまとめられました。
講師:田村新吾氏

【第2部 講演会】 ブレインライティングの過去・現在・未来

【川路崇博氏プロフィール】
久留米大学文学部情報社会学科准教授。博士(知識科学)。
神奈川県生まれ(1974年)、鹿児島県育ち。長崎県立大学経済学部卒業(1998年)、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科修了(2008年)。 約10年間の起業したビジネスを含む一般企業を経たのち、教育・研究キャリアをスタートさせる。
発想支援システムやリモート環境下での社会的テレプレゼンスの増強、3Dスキャン映像、地域経営、事業継承、創造性教育、 巡礼遍路など、文理超越分野を研究対象としている。

(講演概要)
『問題解決手法の知識』(髙橋,1984)によって、ドイツより“話さなくてもよい”発散的思考を支援する創造技法が日本にもたらされました。 一人たった1枚の紙から、決められた時間に決められただけアイデアを必ず得られるこの手法は、主にネーミングに向いているとされ、利用されてきました。 我々は90年代末ごろ、ブレインライティングをコンピュータ向けに改良しはじめました。結果、ネットワークサービスと発想支援という分野が開花いたしました。 さらに2000年代中ごろには改良した発想支援システムで人間がどのように「発散」したのかが検討され、よりインターネット時代へ対応したグループウェアとして研究されました。
2010年代半ばから、「量は質を生む」ことから、とにかくアイデア数を求めることが求められる創造会議において、 コンピュータとネットワークを単なる実世界の拡張だけではなく、現在は「別な世界」で発展させようとしています。 2020年代には、いよいよそれが実現できそうです。そして2030年代にはどのような発展が予想されるのでしょうか。 このようななか、一方法として、我々は遠隔分散環境の創造会議において、不気味の谷を解消するのではなく逆に不気味の谷を利用する方法を提案しています。
ストーブは本体を準備しただけでは暖かくありません。創造技法もそれを知っているだけではアイデアを生まれません。 そこで、ブレインライティングの過去・現在・未来を俯瞰したのちに、講演を通して薪や空気に相当する皆様のご経験とストーブに相当する自分ならではの ブレインライティングの使い方を検討できればうれしく思います。

講師:川路崇博氏

参加を希望される方は、事務局 比嘉(jcs-info@japancreativity.jp)まで以下をメールでお申込みください。
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会員:○ or × (どちらかをご選択ください)
懇親会参加:○ or × (どちらかをご選択ください)
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会場の地図
会 場: 東京海洋大学越中島キャンパス1号館 114教室 定員36名 ※メール申込で先着受付
所在地: 東京都江東区越中島2-1-6

・JR線京葉線・武蔵野線 越中島駅2番出口から徒歩約2分
・地下鉄東西線・大江戸線 門前仲町駅4番出口から徒歩約10分清澄通りを南西へ
・地下鉄有楽町線・大江戸線 月島駅2番出口から徒歩約10分清澄通りを北東へ