創造技法の分類とその種類

≪創造技法は4つに分類される≫

創造的問題解決の技法を、私は創造技法と名づけています。私が集めただけでも400種類くらいあるのですが、それらを私は4種類に分けています。

まず分類の規準は2つの思考法、発散思考と収束思考を元に発散技法と収束技法としました。次に発散思考と収束思考をくり返す技法を統合技法としました。

4番目は態度技法で直接の問題解決に用いるのではなく、創造的な態度を育成するための技法です。

  1. 発散技法(発散思考を用いて事実やアイデアを出すための思考法) 
  2. 収束技法(発散思考で出した事実やアイデアをまとめあげる技法) 
  3. 統合技法(発散と収束をくり返してゆくところに特徴を持つ技法) 
  4. 態度技法(問題解決に即用いず、主に創造的態度を身につけるためのもの)

さて、それぞれの技法は、その中でまたいくつかの分類ができます。下のリストはその細かな分類と、それぞれの代表的な技法名を列挙したものです。

創造技法の種類と代表技法

創造技法の種類と代表技法

(作成・高橋誠) 参照・「創造力事典」(日科技連出版社)