第62回 クリエイティブ・サロンのご案内(2020年2月1日(土))

  • 主催 学術研究団体 日本創造学会
  • 開催日 2020年2月1日(土)15:15より
  • 会場 東京海洋大学越中島キャンパス1号館114教室 (文末地図参照)
  • 住所 東京都江東区越中島2-1-6
  • 定員 36名 ※メール申込で先着受付
  • 参加費 会員/無 料 非会員/1000円 ※懇親会(希望者)は4,000円 程度の実費
  • 筆記用具をご持参下さい
  • スケジュール
    15:00     開 場
    15:15-16:30  第1部 講演会
             高橋 誠氏((株)創造開発研究所 代表・博士(教育学)日本創造学会評議員長)
    16:35-17:50  第2部 講演会
             國藤 進氏(北陸先端科学技術大学院大学名誉教授兼非常勤講師、日本創造学会副評議員長)
    18:15 懇親会(希望参加者)

【第1部 講演会】「ABCDEの時代」をどう生きるか

【高橋誠氏プロフィール】
(株)創造開発研究所 代表(教育学博士)・日本創造学会評議員長(元理事長、元会長)。東京教育大心理卒、筑波大修士、東洋大博士課程修了。 産能短大専任講師を経て、創造性の研究と実践の(株)創造開発研究所を創立。 企業や行政に企業戦略、人事・教育戦略、新商品開発、ネーミング・ブランド戦略、市場戦略を指導。
著作は『創造力事典』『問題解決手法の知識』『ひらめきの法則』『最新のネーミング強化書』『会議の進め方』他、総計79冊。
(講演概要)
これからはABCDEの時代になる。と私は考えています。ABCDは、AI/Blockchain/Creativity/Design Thinkingです。そして Eですが、このEが最も重要と考えます。
では順に説明します。まずAはAIです。さてAIは人の仕事を奪うのでしょうか?野村総研などは、ロボットに置き換えられる仕事は、この20年以内に半分になると予測しました。 さてどうでしょう。
Bはブロックチェインですが、従来のIT技術とは違い、これはGAFA+M(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル+マイクロソフト)の独占支配から脱却させる民主技術として、 私は大変期待しています。
Cはもちろん、Creativityです。創造性をいかにして伸ばすか、これからの人間の最大の課題といって良いでしょう。 私は、「髙橋式・創造性開発の5Pモデル」を唱えています。 それは、Principle(創造の基本)/Principal(創造の主体)/Place(創造の分野)/Process(創造の手順)/Procedure(創造の技法)の5つのPです。 これらは創造性を身に着けるために学ぶべき内容を指します。詳しくは講義でお話します。
Dは、Design Thinking、デザイン思考です。この強みは、創造を机上の企画で終えず、実践まで具体化するステップにあります。 そして重要なのは、これは創造技法を総合的に活用できる思考法だということです。私はデザイン思考の手順を先行研究を参考に、以下の5ステップ(STEPP)としました。 1.観察(Search)/2.思考(Think)/3.評価(Evaluate)/4.試行(Prototyping)/5.実践(Practice) 。この各ステップに様々な創造技法を活用して問題解決をすることができます。 最後はEです。これは本番の講義で紹介します。
本講義は私の創造学会の退官講義と考えています。多くの方の参加を望んでいます。

講師:高橋誠樹氏

【第2部 講演会】 マイファミリーストーリーとしての創造性教育への道」

【國藤進氏プロフィール】
東京工業大学在学中に川喜田二郎先生と森政弘先生に知的触発され、創造性研究に目覚める。東京工業大学大学院制御工学修士課程修了。 1974年に北川敏男所長に勧誘され、富士通㈱国際情報社会科学研究所に入所。富士通18年間の最初の7年間は北川先生のかばん持ち。 残り11年間は第2次AIブームに乗り、第5世代コンピュータ・プロジェクトに従事。そこでの活躍が認められ、1992年に北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授に奉職。 1998年慶伊富長初代学長に頼まれ、第三研究科の知識科学研究科を創設。研究科長、副学長,特任教授、客員教授等を経て、 現在、名誉教授兼非常勤講師。東京工業大学で博士(工学)号取得。
日本創造学会は創設時のオーガナイザー。理事長、会長等を歴任し、現在副評議員長。

(講演概要)
教育熱心な母親のおかげで発明・発見少年に育った講演者が、強運にめぐまれ、次々に優れた恩師に出会い、 そこでの「我が師や我が友」との知的触発をキーにアブダクションの理論化を行い、その実装を行ったかを述べる。 その過程で得たW型問題解決学を武器に、41名のドクター、約150名の修士を育てることが出来た創造性教育の秘密も開示する。

講師:國藤進氏

参加を希望される方は、事務局 比嘉(jcs-info@japancreativity.jp)まで以下をメールでお申込みください。
--- ここから ---
氏名:
所属:
会員:○ or × (どちらかをご選択ください)
懇親会参加:○ or × (どちらかをご選択ください)
--- ここまで ---


会場の地図
会 場: 東京海洋大学越中島キャンパス1号館 114教室 定員36名 ※メール申込で先着受付
所在地: 東京都江東区越中島2-1-6

・JR線京葉線・武蔵野線 越中島駅2番出口から徒歩約2分
・地下鉄東西線・大江戸線 門前仲町駅4番出口から徒歩約10分清澄通りを南西へ
・地下鉄有楽町線・大江戸線 月島駅2番出口から徒歩約10分清澄通りを北東へ