第56回 クリエイティブ・サロンのご案内(2018年7月21日(土))

  • 主催 学術研究団体 日本創造学会
  • 開催日 2018年7月21日(土)
  • 会場 東京海洋大学越中島キャンパス 1号館1階 114教室 ※メール申込で先着受付(文末地図参照)
  • 住所 〒135-8533 東京都江東区越中島2-1-6
  • 定員 40名
  • 参加費 会員/無 料 非会員/1000円 ※懇親会(希望者)は4,000円 程度の実費
  • 筆記用具をご持参下さい
  • スケジュール
    10:00~当日午前中、会場の東京海洋大学では重要文化財である明治丸と百周年資料館、明治丸記念館が見学できます。(自由見学)

    12:45     開 場
    13:00-14:15  第1部 講演会
             講師:平田謙次氏 (株式会社エキスパート科学研究所代表取締役、韓国放送通信大学客員教授 )
    14:15-14:30  休憩
    14:30-17:00  第2部 講演会
             ワークショップ
             講師:講師:杉原麻美氏(淑徳大学人文学部表現学科 准教授、編集者)
    17:30-     別会場にて懇親会

【第1部 講演会】 「働き方改革と創造性:時短の次に着目すること」

【平田謙次氏プロフィール】
株式会社エキスパート科学研究所代表取締役、韓国放送通信大学客員教授。早稲田大学卒、東京工業大学大学院博士後期課程修了、博士。 1989年よりマネジメントコンサルティング団体にて、企画部、営業部、情報システム部を経て1998年研究員、2002年上級研究員。 2004年産業能率大学助教授、2006年東洋大学准教授、2012年エキスパート科学研究所創設、現在に至る。
心理学測定論と情報工学の双方の観点から職業能力・スキルおよび仕事場学習の分析、評価、測定、支援の各方法論と技術標準に関心、 専門は熟達科学及びサービスにおけるAI導入支援。
ISO国際標準化学習と教育における情報技術委員会国内委員長、ISO/IEC SC36(学習と教育における情報技術委員会)品質保証委員会議長(Convener)、 日本人材データ標準化協会理事長代行、2009年と2011年に(社)情報処理学会より国際標準開発賞受賞、2014年国際標準化貢献賞受賞。

(講演概要)
経済産業省を中心として次世代人材の育成の中核となる考え方として「スキル標準」が各産業で開発されてきた。 講演者は6つの産業のスキル標準の開発を手がけてきた。特に、ITスキル標準は改訂を重ねながら、ICT産業では今も多くの企業が利用している。 その背景は個を捉えることであり、成長・スキルへの注目であったことと、実務ビジネスにおける価値創造を狙ったものであった。 ICT産業構造の変化とともに今後、一層創造性が必要とされているが、その発揮領域についても紹介する。
一方、日本人のグローバルビジネスでの成功においては、創造性の前提となる想像力がキーであることが、質的量的調査からわかった。 慣れ、思い込みを捨て、アンラーニングを生み出せる思考がキーとなるのである。最後に、働き方改革において、生産性の考え方を従来の 要求水準/期間 ではなく、 創造性の要素を取り入れる考え方を紹介する。。

講 師:平田謙次氏

【ワークショップ】「自分のキャリアの中の“物語”を見つける」

【杉原麻美氏プロフィール】
大学卒業後、1989年に株式会社リクルート(現リクルート ホールディングス)に入社。同社にて「ゼクシィ」副編集長、「赤すぐ」副編集長、 「ケイコとマナブ」編集長、「ケイコとマナブ主婦からのお仕事スタート完全ガイド」編集人、リクルート学び総合研究所研究員などを歴任した後、 2014年4月より現職。大学の授業にインタビューの技術やワークショップの手法を取り入れ、協働学習を実践している。 日本キャリア開発協会認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー(マスタークラス) 。 近著『多文化共生社会における協働学習』(学文社)

(講演概要)
人間は多くの情報の中から特定の情報を選び、「物語」に変換しながら物事を思考し、理解し、他者に伝える。 物語化によって自分の中の情報や体験に意味づけができ、記憶でき、人に印象づけることができる。このような「ストーリーテリング」が、 組織運営やビジネスで重視されるようになって久しい。
リーダーがストーリーを語る能力を高めたり、企業やブランドが自分たちの強みを象徴するシンボリック・ストーリーを持つことには、 大きなメリットがある。そして、ストーリーテリングを考えるうえでは、人を惹きつける人気小説、映画やドラマの脚本など、 エンターテイメントでの技法が応用できる。
本ワークショップでは、大学の授業で取材記事原稿、小説、脚本等の執筆指導で実践している技法や、地域での「自分史を創る教室」の 講座で実施したワークをもとに、受け手に価値のある情報を取捨選択し、物語化し、ストーリーをもって効果的に伝えるための一連のワークを行う。


講師:杉原麻美氏

参加を希望される方は、事務局 比嘉(jcs-info@japancreativity.jp)まで以下をメールでお申込みください。
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氏名:
所属:
会員:○ or × (どちらかをご選択ください)
懇親会参加:○ or × (どちらかをご選択ください)
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会場の地図
会 場: 東京海洋大学越中島キャンパス 1号館1階 114教室 定員40名 ※メール申込で先着受付
所在地: 〒135-8533 東京都江東区越中島2-1-6
※当日は土曜日のため、正門のみ開いております。

・JR線京葉線・武蔵野線 越中島駅(各駅停車のみ)2番出口から徒歩約2分
・地下鉄東西線・大江戸線 門前仲町駅4番出口から徒歩約10分清澄通りを南西へ
・地下鉄有楽町線・大江戸線 月島駅2番出口から徒歩約10分清澄通りを北東へ


会場:東京海洋大学 海洋工学部 越中島キャンパス
1号館1階 4号室(114室)
正門を入って、すぐ正面の古い建物です。1階の奥の部屋です。