第47回クリエイティブサロンのご案内(2017月1月28日(土))

  • 主催 学術研究団体 日本創造学会
  • 開催日 2017年1月28日(土)
  • 会場 近畿大学東京センター 大会議室(JR東京駅徒歩1分)(文末地図参照)
  • 住所 東京都中央区八重洲1丁目8番16号 新槇町ビル13階 (JR「東京駅」八重洲中央口 徒歩1分、八重洲地下街 地下18番出口 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」 徒歩5分 東京メトロ丸ノ内線線「東京駅」 徒歩10分 都営浅草線「日本橋駅」 徒歩7分)
  • 参加費 会員/無 料 非会員/1000円 ※懇親会(希望者)は4,000円 程度の実費
  • 参加の際、筆記用具をお持ちください
  • スケジュール
     12:30        開 場
     13:00-14:30     第1部 講演(質疑応答含)
                    講師:有賀三夏 氏(東北芸術工科大学)
     14:30-14:45      休憩・会場整備
     14:45-17:00     第2部 ワークショップ
                     講師:阪井和男 氏(明治大学)
     17:30~       別会場にて懇親会

【第1部講演】「多重知能理論から芸術思考へ」

【有賀三夏氏プロフィール】
女子美術大学大学院洋画卒業。カンザス・ピッツバーグ州立大学Master of Arts 修了。
ボストン・レスリー大学大学院Interdisciplinary 学部 Art Therapy and Healing Art studies in Education 修了。
2009年よりハーバード教育学大学院・多重知能理論研究プロジェクト・ゼロに参加。
明治大学・死生学・基層文化研究所研究員、明治大学・サービス創新研究所研究員、富山大学非常勤講師。
東北芸術工科大学にて私立大学戦略的研究基盤形成事業「生きる力を育む芸術・デザイン思考による創造性開発拠点の形成」事業中心メンバー。 東京藝術学舎(京都造形芸術大学×東北芸術工科大学)創造の時空学「芸術思考のインパクト」コーディネーター兼ナビゲーター。(2014)
著書:『Three Little Ones and the Golden Mane(ちっちゃな3匹と黄金のたてがみ)』(Createspace/2010)、 『本当はすごい“自分”に気づく女子大生に超人気の美術の授業』(京都造形芸術大学 東北芸術工科大学出版局 藝術学舎/幻冬舎2015)など
BS放送 革新のイズム: http://www.audi.jp/innovator/ism/i_11/index.html

(講演概要)
私は、芸術という領域からの「創造」のプロセスを探っています。多重知能理論(Multiple Intelligences=MI)とは、 ハーバード大学のハワード・ガードナー博士が提唱した理論で、現在は世界中の教育の場、ビジネスの場で用いられています。 人間には誰にでも8領域の知能があり、それは生活する環境や文化によって人ぞれぞれで使い方が異なるという考え方です。 近年、私は明治大学の阪井和男教授と、アートを創作する際の創造プロセスを「芸術思考」と呼び、裏打ちとしてMIを用いています。 「芸術思考」が発揮される環境を説明していくことで、ともすれば理解されにくい創作活動の意義を提示することができ、 更には“創造力と想像力が必要とされる創作活動”の活用性を提案し、紹介していくことで、社会にとっての芸術の必要性を革新できるのではないかと考えています。 今回の講演では、人々を豊かな創造性に導くためのMI理論と芸術思考の関係をお話しさせていただこうと思います。

講 師:有賀三夏 氏
画家、アートセラピー研究者、東北芸術工科大学 創造性開発研究センター研究員・講師

【第2部 ワークシヨップ】2時間でできる創造的グループ思考:交流制約法TCoM』とそのワークショップ「アクティブ・ラーニングが日本の教育システムに根付くには何をなすべきか」への適用

【阪井和男氏プロフィール】 1952年和歌山生まれ。77年東京理科大学理学部物理学科を卒業、同修士課程の後85年博士課程を退学。 ソフトハウス勤務後87年理学博士を取得。サイエンスライターを経て90年明治大学法学部専任講師。93年同・助教授、 98年から教授。明治大学サービス創新研究所所長、明治大学社会イノベーション・デザイン研究所副所長、 一般社団法人 日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)理事、ドラッカー学会理事、 情報コミュニケーション学会顧問、学習分析学会理事、アカデミック・コーチング学会副会長、 私立大学キャンパスシステム研究会会長、ネクストワールド・サミット顧問・審査委員長、 一般社団法人CSスペシャリスト検定協会理事、NPO実務能力認定機構理事等。
共著に『知の技法のための人間・社会・コンピュータ』(弘学出版社)、『インターネット、マルチメディアをよむ』(日本出版サービス)、 『経済・経営時系列分析』(白桃書房)、『ゆらぎの科学と技術:フラクチュオマティクス入門』(東北大学出版会)、 『Excelによるデータ解析の基礎[改訂版]』(培風館)、『ドラッカー(人・思想・実践)』(文眞堂)、 『ドラッカ ー 教養としてのマネジメント』(日本経済新聞出版社)、 『『AFPWAA Japan one year after 3.11 AFP通信が世界に配信した東日本大震災』(AFPWAA)、 『甦れ!大学-ICTを活用した大学再生へ向けて-』(想隆社)など。

(ワークショップ概要)
創造的なワークショップの原理は、発散収束思考ではなく「収束発散思考」にあります。
これまで創造性のプロセスモデルとされてきた思考の発散収束モデルでは、 はじめに思考を強制的に発散させてから収束させます。 しかしこの方法では、アイデアが既存の枠のなかに収束してしまいがちで、あまり創造的なアイデアに行き着きません。
これにたいして「収束発散思考」では、はじめに究極の理想解に向けてその必然性を徹底的に検討します。 これは創造の前の「産みの苦しみ」に対応するもので、次のステップで発散思考に移った途端、爆発的な創造的アイデアが花開くのです。
「収束発散思考」にもとづく交流制約法(TCoM: Transactional Constraint Method)は、 多様なバックグラウンドをもつ参加者が一人の課題定期者のために知恵を絞る共創のワークショップ技法です。 本気で問題を解決したいと思っている人の課題をグループでもみほぐし、新しい気づきと解の創出を共創します。 わずか2時間ほどで知恵が湧き出してアイデアが結晶化していくさまを体感しましょう。

講師:阪井和男氏
明治大学法学部教授・理学博士
問題提起者:小粥幹夫氏
日本創造学会評議員・工学博士

参加を希望される方は、事務局 比嘉(jcs-info@japancreativity.jp)まで以下をメールでお申込みください。
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懇親会参加:○ or × (どちらかをご選択ください)
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会場の地図
会 場: 近畿大学東京センター 大会議室
所在地: 東京都中央区八重洲1丁目8番16号 新槇町ビル13階

JR「東京駅」八重洲中央口 徒歩1分
        八重洲地下街 地下18番出口
東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」 徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線線「東京駅」 徒歩10分
都営浅草線「日本橋駅」 徒歩7分