第36回日本創造学会研究大会(10月25・26日)

大会テーマ:「体験と創造」-どのようなキッカケが閃きの扉を開けるのか-

優れたヒットメーカーに「なぜ閃きましたか?」と問うと「あの苦い経験があったからピーンと来た、 ふとした瞬間過去の出来事と目の前の現実がガシャンと連結した」など言葉が返ってきます。 体験を通じて得た知見や身体知は、どのようなキッカケがあれば、新たな創造物や新発見に通じていくのか、 この大会では探求していきたいと思います。おしゃれのメッカ自由が丘で、今旬のヒト、これからブレイクが 期待されているヒトをお招きして会を盛り上げていきたいと思っています。

大会実行委員長 豊田貞光

大会要項

会場

産業能率大学 自由が丘キャンパス 6号館 〒158‐8630 東京都世田谷区等々力6-39-15

日程

2014年10月25日(土)~26日(日)

参加方法

学会事務局までメールまたはFAX(047-314-6380)で参加申込書を送付ください 申込書ダウンロード

発表申込

申込書記入の際に、発表申込欄にご記入ください。
発表論文集原稿執筆要綱・注意事項等は、申込書の受付後に事務局よりEメールで送付いたします。
※ 研究大会での発表は会員資格が必要です。非会員で発表希望の方は、入会申込書も同時にご送付下さい。

参加・発表申込の締切

参加申込:10月10日(発表者以外の方)

発表申込:7月末日(第1次締切) 8月末日(論文締切も同日)

※論文の査読は特にありませんが、論文執筆要綱に従った形式で投稿して下さい。 記載内容は自己責任となり、訂正の依頼等は受け付けられませんのでご了承ください。

大会参加費

 正会員学生会員非会員
事前払込み3000円2500円4000円
当日払い4000円3000円5000円

※1日目のプログラムのみ参加希望の場合は参加費無料、資料代のみで参加できます(事前払込み/1000円 当日払い/1500円)。

内容

講演会、懇親会、研究発表など

基調講演 10月25日(土)13:10~14:10(予定)

「どのようなキッカケが閃きの扉を開けるのか」
♪閃き×協創×幸せ ~ チームでのイノベーションは幸福と創造につながる♪

講演者:前野隆司
(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授 日本創造学会理事)

講演者プロフィール:
東工大卒、東工大修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、 ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授等を経て、 現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)。 ロボティクス、ヒューマンマシンインタフェースから、イノベーション教育、地域活性化、哲学・倫理学、 共感学・幸福学まで、人間に関わる社会・技術デザインの研究に従事。

パネルディスカッション 10月25日(土)14:30~(予定)

テーマ: 「どのように扉をくぐり抜けたか」気!つく ~体験の中からの発見~

司会進行:田村新吾

■ パネリスト

大武美保子氏 千葉大学大学院工学研究科准教授

認知症の祖母との会話をヒントに、写真を見てほのぼの会話をする共想法を考案。2007年、 研究拠点ほのぼの研究所を設立し、翌年NPO法人化、代表理事に就任。2010年より、 JSTさきがけ「大規模会話データに基づく個別適合型認知活動支援」研究代表。 2003年、東京大学大学院工学研究科修了、博士(工学)。 主著は、介護に役立つ共想法(中央法規出版、2012)。


國廣愛彦氏 (株)フルハートジャパン代表取締役、東京都ボブスレー・スケルトン連盟会長

東京蒲田地区にある業務用機器の電子系・機械系設計とシステム開発企業。 地域活性化の一環で区の職員の提案を受けて、下町ボブスレー開発のプロジェクトメンバーとして 延110社の企業を統括、オープンイノベーション活動を通して、体験による課題解決、 ノウハウの獲得、各社新規事業のきっかけ発掘そして社員のモチベーションアップに寄与し、 地域の団結による活性化、地域のPRなど多くの効果を上げている。


松坂たかよし氏 英国王室 芸術・商工業振興フェロー、株式会社インターリード顧問

東大文学部心理学科卒。電通入社、ロンドン支局長、中国マーケティング総監などを経験、 東京成徳大・前橋国際大でマーケティング論など担当。また、英国のToy Libraryの活動を ヒントに、日本おもちゃ図書館財団設立に貢献。玩具療法士、こども支援士などの資格を 活かし次世代の教育支援。世田谷区豪徳寺2丁目とロンドンの バーンズ町の姉妹村、 母校時習館高校とバーンズ町のSt. Paul’s高校の交換留学創設に貢献。Barnes英語学校顧問。


前野隆司氏 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授

学問分野の枠を超え「人間にかかわるシステムであれば何でも対象にする」 「人類にとって必要なものを創造的にデザインする」という方針で 研究・教育を行っている。 研究分野は、ヒューマンインタフェース、イノベーション教育、地域活性化、幸福学と幅広い。 著書に『幸せのメカニズム―実 践・幸福学入門』(講談社現代新書, 2013) 『システム×デザイン思考で世界を変える』(日経BP,2014) など多数。





スケジュール

1日目 10月25日(土)

12:00~参加者受付
13:00~13:10開会挨拶
13:10~14:10基調講演
14:30~16:50パネルディスカッション・インタラクティブセッション
17:00~17:30総会・学会賞等表彰式
18:00~20:00懇親会

2日目 10月26日(日)

9:45~受付開始
10:00~12:30研究発表(発表20分・質疑・交代5分)        
12:30~14:00昼食
14:00~16:00研究発表(発表20分・質疑・交代5分)