日本創造学会 第46回研究大会

日にち:2024年11月9日(土)~11月10日(日)
会 場:久留米大学 御井キャンパス(対面開催)

御井キャンパスの空撮画像です。

大会テーマ:「テンベアのこころ:対話・フィールドワーク」

近年、ChatGPTをはじめとした生成系AI(人工知能)があらゆる場面で取り上げられています。 また「知能」とはなにかについての論議もかねてより活発です。例えば外山はそのエッセイの中で、 人間が生まれながらにして持ちうる五感などを「自然知能」としています。 一方、同じ「自然知能」という語であっても、 西郷は圏論という数学的言語を活用し、何か解決したい問題があるときに自然現象を活用する方法論と説明しています。 さらに郡司は「天然知能」を1.5人称的知性であり、知覚できない外部に対する感性である指摘するなど、「知能」は思い付くだけでも 多くの側面を持っています。

どのような知能を活用しようとも、「我々」が見て触れて得たものが創造のトリガになっていることは、 経験則としてご理解いただけているのではないでしょうか。その時、目的がある場合だけではなくそれがない場合、さらには目的外である場合など、 人間の発想は予測できないまま跳びますから、「創造」に対する関心は薄れることがないのかもしれません。 『サイダーのように言葉が湧き上がる』がごとく、創造において知能を活用した経験が多かれ少なかれあるはずです。

今回の全国大会は、コロナ前に一般的に実施されていた対面のみとしました。かつて和崎はフィールドワークを通じてテンベアという概念を見出しました。 テンベアとはスワヒリ語で、目的もゴールも明確ではないぶらぶら歩きを意味します。 おおむね2年に1度ペースで開催される地方大会の会場が回ってくることは、地方と参加者の双方の寛容性、つまりテンベアのこころが試されるのかもしれません。

そこで発表の形式も従来の方式から、より論議を広く深くするために、すべて「インタラクティブ発表」としました。発表者は、ポスターなどのツールを使って大いに参加者どうしで研究を検討してください。 さらに予稿原稿の締め切りを少し早めに設定して、編集したものをなるべく早くお届けする予定です。これは反転学習のようなものです。ぜひ事前にお読み頂き、会場で論議を深めてください。 発表では、新しいアイデアの提案や問題の提起、研究萌芽段階の論議などアイデアレベルの内容やデモを歓迎いたします。特に学生や企業の方による発表を期待しています。 また、参加者間で研究に加え、その他知的な幅広い交流が生まれますことを希望しています。

研究発表の内容について

「創造性」をキーワードに広く発表を募集いたします。例えば、以下キーワードが考えられますが、もちろんこれに限りません。

創造性/創造技法/創造性と教育/創造性と地域社会/感性/共創/ソーシャルデザイン/ソーシャルイノベーション/ 社会的問題と解決/AI時代の価値創造/well-being/脳科学/創造性支援システム/教育支援システム/STEAM教育/知能/組織創造性/ 創造性と人工知能(AI)/クリエイティブ都市 など

お知らせ

2024-07-01 申込用紙をアップロードいたしました。

2024-06-26 Webページを公開しました。随時詳細が決まり次第、更新してまいります。

開催場所・日

久留米大学 御井キャンパス 福岡県久留米市御井町1635

2024年11月9日(土)~11月10日(日)

実行委員

  • 大会実行委員長 :川路崇博(久留米大)
  • プログラム委員長:古川洋章(北九州市立大)
  • 参加者交流委員長:井上奈美子(福岡県立大)